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第49回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part11”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
医薬品の使用上の注意等における年齢区分に関する記述で( )に当てはまる正しい数字はどれか。
医薬品の使用上の注意等において乳児、幼児、小児、高齢者という場合にはおおよその目安として、次の年齢区分が用いられる。
乳児:生後4週以上(a)歳未満、幼児:1歳以上(b)歳未満、小児:7歳以上(c)歳未満、高齢者:(d)歳以上
- (a)1, (b)3, (c)7, (d)60
- (a)1, (b)7, (c)12, (d)65
- (a)1, (b)7, (c)15, (d)65
- (a)3, (b)7, (c)16, (d)70
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- 答え
- 3
妊婦、妊娠していると思われる女性及び授乳婦が医薬品を使用する場合の注意事項に関する記述のうち正しいものはどれか。
- 授乳婦が一般用医薬品を通常の用量で使用した場合ならば、乳児に好ましくない影響が及ぶとはいえない。
- 胎児の血液と母胎の血液が混ざらない仕組みがあるため、医薬品成分は胎児へ移行しない。
- 下痢止めは配合成分やその用量によっては流産や早産を誘発する恐れがある。
- ビタミンA含有製剤は妊娠前後の一定期間に通常の容量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。
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- 4
医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人から、一般用医薬品との併用について相談を受けた場合、登録販売者が行う対応として、適切なものはどれか。
- 一般用医薬品で併用可能なもの若しくは重複しない医薬品であれば併用可能であると説明する。
- 医療機関・薬局で交付された薬剤のみを使用するように説明する。
- 処方した医師や歯科医師または調剤した薬剤師に相談するよう説明する。
- 医療機関・薬局で交付された薬剤は中止するよう説明する。
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- 3
セルフメディケーションの説明として適切でないものはどれか。
- 自分自身の健康に責任を持ち、身体の軽度な不調は自分で手当てすること。
- 医療機関で治療を受けずに一般用医薬品のみで生活者が患うすべての疾患に自らで診断治療を行うこと。
- 一般用医薬品の利用のほか、食事と栄養のバランス、睡眠・休養、運動、禁煙等の生活習慣の改善を含めた健康維持・増進全般のこと。
- 急速な高齢化の進展や生活習慣病の増加など疾病構造の変化,QOLの向上への要請等に伴い、専門家による適切なアドバイスを受けたり、身近にある一般用医薬品を利用したりするなどして、一般の生活者が自分自身の健康に責任と関心を持ち対処すること。
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- 2
医薬品の品質に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 一般用医薬品では、購入後すぐに使用されるとは限らないため、使用期限まで十分な余裕をもって販売等がなされる事が重要である。
- 医薬品の成分は使用期限まではいかなる保存状態でも効力は保持されている。
- 医薬品は高温や多湿、光(紫外線)等による品質の劣化は避けて保管されなければならない。
- 医薬品に配合される添加物成分も保管状況によっては好ましくない作用を示すことがある。
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- 2
一般用医薬品を販売する際に注意すべき事項に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。
- (a) 医薬品販売に従事する専門家においては、購入者が適切な医薬品を選択して、適正に使用するよう働きかけていくことが重要である。
- (b) 購入者はあらかじめ購入する医薬品を決めている場合も多いが、医薬品販売に従事する専門家は、可能な限り、購入者側の個々の状況の把握に努めることが重要である。
- (c) 購入者が医薬品を使用する状況は随時変化する可能性があるため、販売数量は一時期に使用する必要量とする等、医薬品販売の専門家は販売時のコミュニケーションの機会を確保できるように配慮すること。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)正, (b)正, (c)誤
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- 答え
- 1
一般用医薬品の販売時の対応に関する記述のうち誤っているものはどれか。
- 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合でも、必要な情報提供を行えるよう、コミュニケーション技術を身につけることが望ましい。
- 購入者本人の状態や様子全般から得られる情報も、状況把握につながる重要な手がかりである。
- 医薬品の販売に従事する専門家からの情報提供は生活者にどう理解され、行動に反映されているか等の実情を把握しながらなされるべきである。
- 医薬品の販売等に従事する専門家は、添付文書に記載されていない情報を提供すればよい。
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- 4
サリドマイド訴訟に関する記述のうち正しいものはどれか。
- サリドマイドは鎮静作用を目的として胃腸薬に配合されることもあった。
- サリドマイドの光学異性体のうち、R体のサリドマイドを分離して製剤化すれば催奇形性は避けられた。
- サリドマイドは副作用として胎児にのみ血管新生を妨げる作用を持つ。
- サリドマイドは、つわり止めとして販売されていた。
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- 1
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)又はその訴訟に関する記述のうち正しい組み合わせはどれか。
- (a) 脳外科手術等に用いられていたヒト乾燥硬膜を介してCJDに罹患したことに対する訴訟である。
- (b) 初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じる。
- (c) 原因物質であるプリオンはウイルスの一種である。
- (d) CJDは徐々に認知症に類似した症状が現れ死に至る重篤な神経難病である。
- (a、b)
- (c、d)
- (a、d)
- (b、c)
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- 3
副作用被害や薬害訴訟に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a) Ⅽ型肝炎訴訟は、出産や手術での大量の出血などの際に特定のフィブリノゲン製剤や血液凝固第Ⅸ因子製剤の投与を受けたことにより、Ⅽ型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
- (b) HIV訴訟は白血病の患者が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
- (c) サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年医薬品副作用被害救済制度が創設された。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)誤, (c)誤
- (a)正, (b)誤, (c)誤
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- 2