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第60回:
“主な医薬品とその作用 Part21”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
次の鎮咳去痰薬に配合される生薬成分に関する記述のうち間違っているものはどれか。
- オウヒはバラ科のヤマザクラ又はその同族植物の樹皮を用いた生薬で、去痰作用を期待して用いられる。
- キキョウはキキョウの葉を用いた生薬で、痰または痰を伴う咳に用いられる。
- シャゼンソウはオオバコの花期の全草を用いた生薬で、去痰作用を期待して用いられる。
- ナンテンジツはメギ科のナンテンの果実を用いた生薬で知覚神経・末梢運動神経に作用して咳止めに効果があるとされている。
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- 2
次の口腔咽喉薬・含嗽薬に関する記述ついて正しいものはどれか。
- 一般用医薬品の口腔咽喉薬や含嗽薬には、殺菌消毒成分が配合されているが、炎症を抑える成分は医療用医薬品に含まれている。
- うがい薬は用事希釈または溶解して用いるものが多いが濃度が高いものほど、薬効が期待できる。
- 口腔咽喉薬は口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品であるが、成分の一部が口腔や咽頭の粘膜から吸収されて、全身的な影響を生じることがある。
- うがい薬の使用後すぐに食事をとっても殺菌消毒効果に影響はない。
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- 3
次の胃薬に配合される成分のうち中和反応によって胃酸の働きを弱めないものはどれか。
- ユウタン
- ケイ酸マグネシウム
- 炭酸水素ナトリウム
- 沈降炭酸カルシウム
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- 1
次の腸の薬に配合される成分に関する記述のうち間違っているものはどれか。
- ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は食あたりや水あたりによる下痢については適用対象ではない。
- アルブミンタンニン酸塩は卵白にアレルギーのある人では使用を避けるべきである。
- 腸粘膜の蛋白質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護し、炎症を鎮めることを目的として、次没食子酸ビスマスを含む成分が配合されている場合がある。
- ケツメイシ、ゲンノショウコ、アセンヤク等の生薬成分が整腸作用を期待して配合されている場合がある。
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- 2
次の漢方処方製剤のうち、腸の不調を改善する目的で用いられないものはどれか。
- 麻子仁丸
- 大黄甘草湯
- 桂枝加芍薬湯
- 六君子湯
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- 4
次の浣腸薬(注入剤)に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 効果を十分得るためには薬液を注入した後、直ちに排便を試みるほうがよい。
- 注入するときはゆっくりと押し込み、注入が終わったら放出部を素早く抜き取る。
- 注入する液は人肌程度に温めておくと不快感を生じることが少ない。
- 浣腸薬は直腸に作用するため妊婦または妊娠していると思われる女性でも問題はない。
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- 3
次の駆虫薬についての記載で間違っているものはどれか。
- 駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫には駆虫作用が及ばないためそれらが成虫となった頃に改めて使用しないと完全に駆除できない。
- 回虫・蟯虫の感染はその感染経路から、通常、衣食をともにする家族全員にその可能性がある。
- 条虫や吸虫の駆除を目的とする一般用医薬品はない。
- 駆除した虫体や腸管内に残留する駆虫成分の排出を促すため、ヒマシ油を瀉下薬として用いることがある。
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- 4
次の強心薬に関する記述について、正しいものはどれか。
- 強心薬は疲労やストレス等による軽度の心臓の働きの乱れについて、心臓の働きを整えて、動悸や息切れ等の症状の改善を目的とする医薬品である。
- 強心成分は心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める作用を期待して、センソ、ゴオウ、ジャコウ、ユウタン等の生薬成分が用いられる。
- ジャコウは強心作用のほか、末梢血管拡張による血圧降下、興奮を鎮める等の作用がある。
- ゴオウは強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされる。
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- 1
次のコレステロールに関する記述のうち、間違っているものはどれか。
- コレステロールは骨の構成成分でもあり、生体に不可欠な物質である。
- コレステロールの産生・代謝は主として肝臓で行われている。
- コレステロールは水に溶けにくい性質をしている。
- コレステロールは副腎皮質ホルモン等の産生に重要な物質である。
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- 1
次の貧血症状に関する記述について、( )内に入れるべき正しい字句はどれか。
貧血はその原因により、( )貧血、鉄欠乏性貧血に分類されるが、一般的な症状として、疲労、動悸、息切れ、血色不良、頭痛、耳鳴り、めまい、微熱、皮膚や粘膜の蒼白、下半身のむくみ等が現れる。
- 再生不良性
- ビタミン欠乏性
- 悪性
- 低血圧性
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- 2